2009年9月5日土曜日

女房の大切さを知る

アクテムラの3回目が終わって体調が良いことは書いたと思う(今日はちょっと良くないけど)。

日頃から所謂家事をしていたワケではないのだけれど、庭の草取りとか、家庭菜園の面倒とかそういうことが僕の家庭内での仕事だった。
リウマチの症状の激しくなった6月からこういった家庭の内のことは一切しなくなった(出来なかったのだが)。
で、体調も良いこともあって、お礼と今日に至るまでの感謝の気持ちを行動に表すべく朝の皿洗いを自ら買って出ている。

単に皿洗い程度と思っていたが、炊飯器の鍋は思いの外重いし、炊飯土鍋に至っては鉄アレイ並みに重い。
手首が痛いので回転運動がしづらい。茶碗、鍋、皿等円形のものばかりなので必然的に円弧を描くように動くわけだが、イヤでも手首が回転する仕組みになっている(笑)。
立ち仕事になるわけだから足首や膝にも負担となり少々腫れたり、痛みが増したりしてる。

皿洗いなんて「子供にもできる手伝い程度の仕事」と思っていたが、なかなかどうしてそれなりに重労働だ。女房も仕事をしているので、時には疲れているだろう。やりたくない時だってあるハズと考えると深く感謝せねばならない。

僕は比較的弱音を口にする方だ。ま、それでストレスを発散するタイプなのかもしれない。
で、皿洗いが終わった後「足首が腫れて痛い」と軽い気持ち弱音を吐いたら「面倒くさい男だね」なんて言われた(笑)。

リウマチは女性の患者が圧倒的に多いと聞くし、ブログやSNSでも圧倒的に女性の方が多い。
健康な男性には子供でもできる手伝い程度の仕事がどれほど苦痛であるか、案外分かっていないのではないだろうか。他の家事だってある。子育てだってある。
古い慣習的な価値感で軽微な家事であっても一切しないことに「亭主のプライド」を持っている男性もいるらしい。

自分の女房が負っている苦痛を知らずにいることの方がよほど亭主のプライドを傷つけると思う。
健康なご夫妻であっても、ゴミ出しでも良い。皿洗いでも良い。洗濯でも良い。なにかサラっとやってみせる亭主はカッコイイと思う。
僕はすぐに泣き言を言うので、まだカッコイイ亭主じゃない(大笑)。

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