2009年9月14日月曜日

状態が良くなって思うこと

9/1のアクテムラ後、2週間を経過する。
今回のアクテムラは前回後25日サイクルで点滴したが、過去の2回に比べて状態は非常に良いと思う。ただ、北海道は既に秋で朝の気温は一桁。朝の冷え込みがあると寒さの影響と思われるシクシク痛やシブイ感じがあるにはあるし、足首だって痛いものは痛い。

どのように状態が良いのかというと、ちょっと変な表現になるかもしれないが以前は薬を飲むが楽しみだった。腫れが引き、痛みが薄らぎ快方へ向かうと思っていた。それだけ辛かったのだと思う。
今は、ついつい薬を飲むのを忘れ思い出してはあわてて薬を服用するというケースが続いている。それだけ状態が良くなったのだと思う。

状態が良くなって他人の言うことを少しは素直に聞く心のゆとりみたいなのが出来たかもしれない。
関節リウマチに良いというよりも「身体に良いから」ということでいろいろなサプリなどを紹介してもらったのだが、辛い時には素直にそういうものを受け入れることができなかった。むしろ、話も聞かず拒絶する気持ちがあった。
それでも、三つだけ例外があり、割と早期からやっていることがある。
  1. SEVベッドパット
  2. 玄米ご飯
  3. スターリミルク
ベッドパットは、僕が良く眠れないとブログに書いたのを見て友人がリウマチ云々じゃなくて眠れるようにと持って来てくれたものだ。彼の人柄の効果なのだろう、精神的にリラックスできる。
玄米ご飯は、一般的に言われている健康食品ということで女房が導入。
スターリミルクは、女房の知人の紹介。正直、関節リウマチに対する効果は分からないが、玄米ご飯とスターリミルクのおかげで便通だけは確実に良くなったと思う。

先週土曜日に息子が帰省した。口にこそしないが、僕の見舞いに来たのだろう。
息子は理学療法士としてこの春より働き始めているのだが、まだ関節リュウマチ患者を担当した経験はないという。
それでも、僕の脚部を観察し
直立しても膝にゆるい屈曲があり、全体としてX脚傾向が窺える。
土踏まずがフラット化(特に左足)しているのは、この影響と思われる。
という見立てだ。対応策として、
アーチを補助するインソールを入れ、踵着地から足裏を転がすように体重移動、つま先からちゃんと抜けるように歩くことを心がけろということだった。
たぶん、膝裏が張った状況で膝の屈曲が不十分なのと足首が腫れていてまだ痛みがあることから靴の機能にもたれかかるばかりか、履き方(普段履き、会社の内履き)がルーズ。更に痛みを気にするあまり歩き方もおかしくなっているのだろうと自分でも納得した(というより、薄々気がついてはいたのだが、客観的に自分を見れなかった)。
このへんのメカニズムというか顛末は我が敬愛するシューズマスターのブログ「進化という退化」という記事にもある。
実は、この記事を見る前に僕は「三種の神器-オフィス編-」で、シューズの機能に頼った楽する方法を紹介した。シューズマスターの先の記事を見て反省させられたのだが「痛みから逃れたい一心」で自分のブログの記事について振り返り、修正することはしなかった。
しかし、痛みが和らいだ今となってはあの記述の仕方は間違いであるばかりか、将来の機能障害を誘発する可能性がある記事ではなかったかと反省させられる。(該当記事には「注意書きを追加した」)

息子の言うことだから「言うことを聞こう」ということではなく、事前にシューズマスターの記事で得ていた知識との符合点(僕なりに納得できる点)があり、あるべき姿がイメージできたので取り入れようと思ったというのは理屈で、最近の体調の良さが僕なりに落ち着いた(冷静)事象分析、評価、判断するゆとりのようなものがあるからだと思う。

また、知り合いのアロマテラピストから「関節リウマチ」に良いとされるオイルを頂戴した。状態の悪い時の僕ならきっと受け入れなかったろうと思う(笑)。
しかし、良い香りがするので特にストレスになることもないし、なにより僕のことを心配してくれての事だと思うと素直に有り難く使わせてもらうことが今の僕にできることだと思えるようになっている。
そんな気持ちになったのも、当初に比べて状態がかなり良い方向を向いていることの現れだろうと思えるのだ。

最初にアクテムラを点滴してから今週末で延べ10週間。周りの多くの人に素直に感謝できる状態になっています。

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