2009年12月13日日曜日

胸膜炎に至った経緯

検査の結果、結核および癌による胸膜炎であることが否定された。これらが原因だとすると入院期間はかなり長くなるし、リウマチの治療に取りかかる期間も先延びになるので、かえって良かったと思うことにした。

胸膜炎を引き起こした経緯について主治医から説明を受けたが、現在に至る投薬、採血の結果などを時系列的にメモすると
  • 10/23 プレドニン(実際にはプレドニゾロン)を10mg/日から8mg/日に減量開始。
  • 11/8 原因不明の腹痛(胸膜炎は痛みが伴う)
  • 11/12 脇腹痛につき、外来で診察。胸膜炎と診断。ジスロマック処方。
  • 11/13 予定されていたアクテムラ中止。
  • 11/16 胸のかげは減少しているが、胸水が増加している。ジスロマックを処方。
  • 11/24 胸のかげは減少しているが、胸水が増加している。プレドニン(実際にはプレドニゾロン)を8mg/日から10mg/日に増量開始。
  • 12/2 胸水減少。入院。
12日時点の採血結果はまだアクテムラが効いている期間で、あらゆる数字がマスクされており原因究明の判定が難しいようだった。

11/24の採血では、CRPは22.32と急上昇し、アクテムラ切れが裏付けられた。そのせいもあってか採血結果が判定しやすいようだ。また、肝機能が悪化しているのだが、当初リウマトレックスの副作用と思われた肝機能への悪い景況だが、僕のリウマチの症状は内臓にも影響し易いタイプのようで、どうやらリウマトレックスの副作用ではなさそうとの見立てだ。

上記からプレドニン減量後約2週間程度で僕の身体(胸膜炎や肝機能への影響)が悲鳴を上げたことになる。この反応が早いのか遅いのかは分からないけど、僕の人柄同様素直な肉体だと思う(笑)。

それはともかく、胸膜炎に至った経緯としては、端的に言えば「ステロイド(プレドニン)の減量(8mg/日)」がトリッガーとなり、従前量(10mg/日)で抑えられていたものが発現したのだろうとのことだった(11/24のプレドニン増量後に胸水が減少している)。
また、アクテムラの副作用という面も完全には否定できないとの説明を受けたが、アクテムラ開始後4ヶ月経過しているのに副作用の発現にしては遅くないですか?と主治医に尋ねると「新薬ですから、まだ良く分かっていない点があることも否定できない」との説明であった。

プレドニン10mg/日+アクテムラでリウマチの状態は安定するだろうとの見立てであったが、ステロイド(プレドニン)は減量しなければならず、今のままでは治療に進展がみられないとも言われる。

免疫抑制剤を導入しつつプレドニンの減量を試みる必要がある。

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