2010年5月8日土曜日

ちょうど一年

通院を開始して丁度一年経った。
去年の5/7に通院を開始したが、それは膝に水が溜まったのがきっかけ。仕方のないこととは言え、この時の水溜まりの原因はランニング(僕はマラソンが趣味)によるオーバーユースだろうという診断だった。

今思い返せば、このころは和式トイレにはしゃがめない状態だった。
ついでなので、このブログを最初から読み返してみた。今と比較にならないほど悪い状態だった。自分で過去の自分と比べて「本当にここまで回復して(リウマチを抑え込めて)良かったな」と慰めた。
今は、趣味のランニングもできるし、お散歩カメラにうつつを抜かす事もできる。

奥様が関節リウマチの先輩ランナーがいるのだが、先日、とあるランニング会でご一緒したのでその後の様子を聞いてみた。奥様は肺に問題があるらしく生物学 的製剤の投与ができずにいるとのことだった。痛みもひかず、手指の関節が変形しているというお話しを聞き、経済的に許されていて、効く可能性の高い薬があってもどうしようもない患者さんがいるという事実に胸が詰まった。

僕は本当に幸せだ。
早期にリウマチの診断をし、迷わず生物学的製剤による治療を開始してくれたドクターがいる。励ましてくれる多くの仲間がいる。そして、不可欠な支えてくれる家族がいる。
おふくろは僕が関節リウマチになったと知って生んだ自分を責めていたらしいけど、今の治療に耐えられる身体に生んで暮れたのもおふくろだ。明日は母の日だから電話くらいしてみるかな。

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