手順はいつもの通りなのだが外来待合は空いていたのに、採血結果がでるまで約1時間かかってしまい待つのに疲れてしまった(笑)。加えて、化学療法室は普段よりも混んでいてなんかバタバタと落ち着かない空気で満載だった。
採血結果を踏まえた診察。採血結果(()内は前回)としてはCRP 0.01(0.01)、RF 26(22)、MMP3 169.8(182.8)であった。
MMP3が下がっていますね。とドクターの一言が嬉しかったが、RFは上昇している。RFの上昇については「まぁ、これくらいは誤差の範囲でしょう。」とかおっしゃる(それじゃMMP3の減少だって誤差の範囲ということになっちゃうじゃないですか。まぁ、そう思うのは僕のヘソが曲がっているせいだろう(苦笑))。
採血の結果関係では、いずれも正常域の範囲ではあるのだが肝機能の数値が先月より上昇している。気になる兆候なので気を付けよう。
痛みはなく、関節所見での腫れもない。DAS-28では「寛解」を維持。
以上の通り、症状はコントロールされ安定している。
さて、非常に安定しているということで、今後もアクテムラを継続することについて自分の考えを率直に申し上げてみた。
- 将来的には生物的製剤からの離脱を目指している(これは、ドクターも僕も同じだろう)が、アクテムラよりもレミケードの方が離脱症例が豊富のようなのでレミケードへ切り替えた方が良いのではないか?
- また、レミケードは2ヶ月に1度(最初の二回は短いサイクルだけど)の点滴であり、医療費的(高額医療費)にも負担が少ないので、経済的にもレミケードへの切り替えがメリットがあるのではないか?
これに対するドクターのお話としては
1.について
現在、効果がみられるアクテムラを止めて、効果が未知数(あくまで僕個人に対する)なレミケードへの切り替えには疑問がある。
確かにレミケードは2003年?以来の薬で症例が豊富ではあるが、アクテムラもそろそろ明るい症例がでてきて良い時期になっている。たしろさんは採血結果的にはまだ正常域に達してるワケではないので、効果があることが分かっているアクテムラで継続し、正常域に達したころにもう一度考えて見ましょう。
2.について
詳細は書けないが、運用方法論的に負担軽減が可能であることが分かった。
ちなみにプレドニンは1mg減量となり、3mg/日となった。また、体重増加(去年の同じ時期より4kg増)の影響はなくはないと思われるが、症状が安定しているのでアクテムラの増量あるいは点滴サイクルの短縮は行わないとのことだった。
ということで、かなりナットクの一日。
ところで、この生物学的製剤っていうのは効く人には効いている。
一人では移動できなかった(介助が必要だったり、車いすが必要だったりしていた)方だが、レミケード1ヶ月で一人で歩いて診察に来れるようになったと喜んでいた。
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